僕だけのわだち

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ゆずオールタイムベストアルバム「ゆずイロハ」を自分なりに解説(Disc2)+α

 

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前回から引き続いてゆずオールタイムベストアルバム「ゆずイロハ」について紐解いていきます。

アルバム購入はもちろんしたんですけど、通して聴く時間をとるのが難しい。

プロモーションとしてのテレビ出演も非常に多いので、そちらをチェックしていく時間も必要ですしね。

前回ベストアルバム発売時と比べたら倍くらいは出てるんじゃないか。

 

今回の記事では、このアルバムに収録されていない曲についても触れていくつもりです。

 

 ◆Disc2「路上から 思えば遠くへ きたもんだ」

 

 

1.サヨナラバス

サヨナラバスはもうすぐ君を迎えに来て
僕の知ることの出来ない明日へ 君を連れ去って行く」

 

Disc2のスタートに選ばれたのは「サヨナラバス」。

このディスクの謳い文句が「路上から 思えば遠くへ きたもんだ」ということで、
路上ライブ時代から歌われた代表曲を始まりに持ってきたのは当然と言っていいでしょう。

テーマとしては「別れの曲」であり、1番はバスがやってくる前、2番は「君」がバスに乗って去っていく様子を表していて、曲の内容がストレートなのが特徴ですね。

そして締めの部分では「サヨナラ サヨナラ また笑って話せるその日まで」と歌っており、いつか再会することを約束しています。
このあたりは『からっぽ』で「多分君は僕の中にもう映らない」となっているのとは対照的ですね。

イントロとアウトロのハーモニカ独奏もポイントです。

 

2.贈る詩

「君の心へこの唄が届きますように
優しい笑顔曇らぬように この唄を贈ります」

 

『夏色』のカップリング曲であり、後にアルバムにも収録された曲。

シングル曲以外からの選曲となりましたが、この曲が今回ベストアルバムに収録されたのは極めて当然と言えるでしょう。

その理由は「毎回ライブで歌っている」からです。

でも毎回歌っているのはゆずの2人ではなく(もちろん2人がライブで披露することもあります)、
ライブを観に来ている僕たち、ゆずっこのみんなです。

ライブが一区切りを迎え2人がステージから去った後、お客さんの誰かがこの曲を歌い始め、そのうち全員が歌うようになっていきます。
つまりアンコールの代わりとしてこの曲を歌っているわけです。

 

曲自体についてですが、誕生日の「贈り物」として唄を届けるという内容になっています。

Aメロの「街を歩く人達みんな白黒に見えて~」の部分が個人的に好きなフレーズです。

 

3.LOVE & PEACH

「振れ!振れ!君もShake Hip 踊り出す
ご一緒に 僕と夢の世界へ
弾けるリズムが重なって とびきり笑顔が蘇る」

 

一度聴いてみれば誰でもわかる、陽気さに溢れた一曲。

あの3.11の震災後に最初に発表された曲であり、日本を明るく盛り上げていきたい!という思いが込められています。

それほどメッセージ性があるという曲でもないので、どの歌詞を引用しようか結構迷いましたが、やはりサビが一番曲そのものを表していると思うので引用しました。

そしてこの曲の一番の特徴は振り付けがあること。このおかげかライブでも披露されることが多く、観客全員で踊りだします。

案外見よう見まねでもなんとかなるので、ライブでこの曲になったら是非踊ってみましょう。

 

4.恋の歌謡日

「来るはずもない電話鳴らないのわかってて
何度も受話器を取ってみたりしてるの」

この曲はれっきとしたCDシングル曲でありながら、発売から15年を経て、アルバム初収録となった曲です。

ライブBDでこの曲の音源は持っていますが、CDの音源を入手するのは僕も今回が初めてです。

この曲の特徴は女性目線で書かれている詩という点です。ゆずの他の曲で女性目線で書かれた詩というものはまずありません。

そしてMVでは北川悠仁が女装して出演しているというのも大きな特徴です。

これを踏まえてか、曲の間奏部分でセリフが用意されているなど、他のゆずの曲と比べて一線を画するものとなっています。
そのことがこれまでのアルバムやベストアルバムに収録を見送られたのと無関係ではないでしょう。

今回のベストアルバムはこれまでと異なり、年代に縛られない選曲を行っているので、収録が決まったのだと思います。

 

この曲のMVにおける北川くんの女装についてですが、
2014年に配信シングルとしてリリースされた『夜霧の伊勢佐木町〜愛の真世界編〜』という曲のMVで復活しています。

MV自体は公式での公開は終了していますが、アーティスト写真は公式に残っていますので、気になる方は以下リンクから確認してみましょう。

www.senha-yuzu.jp

 

5.OLA!!

www.youtube.com

「ちょっと照れるけど 今日は勇気出して言うから
OLE! 君に会えてよかった」

 

再び明るい雰囲気の曲へと戻っていきます。

クレヨンしんちゃんの映画の主題歌として作られたこの曲。そのことを踏まえて、タイトルを見てみると、しんちゃんの「オラ」とかけているのは分かるでしょう。
さらに映画の舞台がメキシコということで、スペイン語で「こんにちは」を表す「Hola」ともかけ合わせています。

ラテン音楽の雰囲気を感じさせる曲に仕上がっており、マリンバなど新しい楽器を取り入れて独特のリズムを作り上げています。

歌詞についても「OLA!」「OLE!」といった短い言葉を印象的に使って、曲全体を盛り上げているような感じを受けます。

 

6.ヒカレ

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「しがみついていたいプライドを
あっけなく丸めて投げ捨てて
新たな足音で 踏みならそう」

 

日本生命CMソングとしては3代目になる曲。
全5曲あるCMソングですが、ディスクごとだと2曲/1曲/2曲となっているようで、バランスよく振り分けられています。

サビはタイトル名でもある「ヒカレ」から始まる印象の強い歌詞になっています。
「未来へ勇敢に行こう」というフレーズも個人的には好きです。

…と書いておきながらなんですけど「僕らは新しい光を探しここにいる~」の部分からサビに入っているのかもしれません。少なくとも歌詞カードではそんな感じです。

まあそれはさておいてDメロもかなり気に入っている部分ではあります。
「なりたい自分になれるなら もう一度あの日に戻れるなら~」の部分は結構刺さったところ。そして引用箇所である後半部分は歌詞も歌い方も好きです。

 

7.桜会

「薄紅の花ひらり あなたの肩に落ちて
飾らないその微笑みを 守り続けてゆくと誓うよ」

 

この曲の発表までありそうでなかった「桜」を題材にした曲。桜木町があっt

曲名は「さくらえ」と読みます。

正統派のラブソングであり、何度春が来ても咲く桜のように、ずっと「あなた」のそばに居続ける…といった内容の歌詞となっています。

メロディには民族楽器が使われており、春らしい陽気さを感じさせる楽曲に仕上がっています。

このディスクの中だとそれほど目立つ曲ではないと思いますが、優しさを感じさせてくれるような気がします。

 

8.春風

「春を告げる風が今吹いて 鮮やかに君を僕の中映し出す
言葉にすれば壊れそうです どうすれば君に伝えられたのでしょうか」

 

発売は2007年ですが、路上時代から既にあった曲。
バイオリンに葉加瀬太郎氏が参加していることでも有名です。

2曲続けて春の曲を持ってきましたが、曲の方向は正反対ともいえます。

桜会』が春の温かい陽気を感じさせるなら、
この曲は歌い出しにもあるように、冷たい雨模様を表しています。

その後「君」のことを思い出すという内容の歌詞が続き、引用箇所のサビへと繋がっていきます。
その中でも「言葉にすれば壊れそうです」の部分は、切なさやもどかしさといった感情をよく表現していると思います。

1番のサビは曲の最後にもう1回歌われていますが、こちらのほうがより感情のこもった歌い方になっているのも特徴的ですね。

 

デビュー10年目の最初の曲にあたり、発売の際に「ミュージックステーション」に初出演。この頃からテレビ出演が増えていきました。
そういう意味ではゆずにとって『栄光の架橋』等と並ぶターニングポイントの曲と言えるのかもしれません。

 

9.青

「強い北風が吹いて 僕は吹き飛ばされそうで
それでも胸の奥で あなたの名前を何度も何度も叫んだ」

 

シングル曲ではありますが、特にタイアップがなかったこともあってかこの中では一般的な知名度が低い方の曲じゃないかと思います。

しかし曲のインパクトが決して弱いというわけではないと思います。

サビにもある「~さしのべてくれたあなたの温もりを 僕は忘れはしない」という部分を軸として、曲全体を組み上げているような印象です。

他の部分でも「凍てつく寒さ」「強い北風」「激しい雨」など、苦難を思い起こさせるようなフレーズが随所に出ているのも特徴です。

 

このシングルは4週連続でシングルCDを発売するという試みの、最初の曲として発表された曲でもあります。今だったら配信で同じことできそう。
連続CDリリースの他の曲では「呼吸」「3番線/水平線」「スミレ」がありますが、いずれも今回のベストアルバムには未収録のようです。

 

10.雨と泪

「長い長い道のりの中には つまずく事もあるだろう
心を踏みにじったり弄んだり そんな奴らにかまう事はないんだ」

 

アルバム曲の中でも昔から根強い人気を持つこの曲も今回のベストアルバムに。

タイトル通り「雨」を1つのテーマとしている曲で、
サビの「君の泪はいつか大粒の雨になり 大地を固めるのだから」という歌詞は心に残ります。

ここで前の2つの曲を聴き返してみると、ともに「雨」というワードが入っており、この曲に繋がっているのが分かります。

さらに前の曲『青』のサビは「泪」という言葉で始まります。
共通点がある一方で、『青』は励まされたことへの感謝、この曲は励ましの言葉と、内容は対照的なものになっていて、ここはうまく配置をしているなという印象です。

 

11.Yesterday and Tomorrow

「いつの日も微笑む君を 守り続けていくと誓った
遠ざかる昨日に手を振って そうさ行こう 僕らの明日へ」

 

タイトルにアルファベット英語が使われた初めての曲です。

君のことを守り続けていく、といったゆずの曲の中では珍しくないテーマの曲ですが、曲の入りの「夕焼け染まる君の横顔」やBメロの「街の風に吹かれ~」など情景の描写が多く書かれているのがポイントじゃないかと思います。

2番までは穏やかさを感じるような曲調や歌詞ですが、Dメロになると一転(というほどでもないけど)します。

ここでポイントになる歌詞は「突然降り出す夕立ち」、「君の泪見つけたら~」の2箇所。
そう、『雨と泪』についての歌詞になっているんですね。
年代の離れた曲同士が次々とリンクして新たな発見ができるよう作り上がっているというのも、オールタイムベストアルバムならではですね。

 

12.翔

 「僕らはいつも試されている 立ち塞がる大きな壁に
だけどどうか一つだけ信じて欲しいんだ
それは僕らにしか越えられない壁だと」

 

前の曲の『Yesterday and Tomorrow』と似通ったテーマの曲かなと思います。

この曲のシングルが発売される1ヶ月前に北川くんが結婚を発表していて、そこに関する心境を垣間見ることができる曲でもあります。
サビの「あなたと笑う それが僕の生きる意味」のところは、その心境がよく出ている部分かなと思います。

あと個人的に好きな部分はDメロの「始まりは突然に まだ見ぬ場所へ 時は連れてゆく」という歌詞です。未来へ進もう、という単純な言葉にしていないのがいいなと思います。

引用箇所のAメロから始まる1番がギターのみの弾き語りとなっているのもポイントです。

 

 

13.月曜日の週末

「今さら遅いとか早いとか言わない方がいいんだけど
あえてあからさまに曖昧にどっちでもいいと言ってくれ
雨が強くてよく晴れてたっぽい月曜日の週末は
あからさますぎて大事な事がわからない」

 

初期のアルバム曲で、最初のベストアルバムにも収録されている曲。

ここまでの曲の流れとは打って変わって、タンバリンが鳴り響く軽快さが印象深い曲です。

この曲の最大のポイントは引用箇所のBメロ。曲の半分くらいはこの部分で占められています。
一度聴けばわかる速いテンポのこの部分をすんなり歌えるようになれば、ゆずっことして1ランク上がったと言っていいんじゃないんでしょうか。

Aメロの「~へんちくりんなこだわりだけが 太い根っこをはっている」という部分も岩沢くん特有の風刺がきいている部分かなと思います。

 

14.3カウント

「期待通りの雨に打たれ 成す術もなく立ちすくんでる
そう いつものことさ」

 

今回のベストアルバム収録曲に入っている岩沢くんが作った曲の中では『飛べない鳥』と並んで個人的には好きな曲です。

引用箇所のAメロから始まるこの曲にも「雨」という言葉が出てきますが、こちらの場合は比喩表現の意味合いが強いんじゃないかと思います。

何か嫌な予感がする、嫌な予感が当たった、でもどうしようもない。そんな日々が繰り返されるやるせなさが表現されている最初の部分ですね。

そうした流れの中でサビに入り「意味のないことばかりをいつもやってんだ」という言葉で1番・2番ともに終わります。

しかし最後のサビでは「調子外れの日々 どしゃぶりの空 まだ捨てたもんじゃないだろう」と歌っており、意味のないような日々も捨てたもんじゃない、というようなメッセージになっています。

曲調も明るく、イントロ・アウトロのハーモニカ部分も印象的で、この曲を気に入るファンも多い印象です。

 

15.よろこびのうた

 「残された時間の中 僕ら生きてくんだこの日を
歌おう よろこびのうたを それぞれの光を集めて」

 

再びアルバムからの収録となりました。

ドラマの挿入歌として使用された曲で、収録アルバムが発売される前に先行シングルとして配信された曲でもあります。

曲全体の歌詞を見てみると、詩のような書き方をしているな、という印象を受けます。

全ての歌詞の意味を読み解くのは難しいですが、その中でも分かりやすいのは引用箇所のサビでしょうかね。
この曲が使われたドラマの主人公は、難病で余命宣告を受けるというシーンがあり、そこにマッチしている部分ではあります。

また最初と最後の歌詞として「振り向かないでよ ~ そこに行けばいい 辿り着けばいい」という共通の歌詞があります。ここもサビと繋がっているのでしょう。

曲調も前の曲と変わって静かな雰囲気ですが、明日へ向けて進んでいこう、という点では、扱っているテーマは似たようなものなのかもしれません。

 

16.友達の唄

 「今日は昨日の悲しみも明日への不安も全てしまって
夢見て笑っていようよ」

 

Disc2のゆずとしての曲はこの曲が最後。最初の曲と同様、昔から高い人気を得ている曲を持ってきましたね。

タイトルこそ『友達の唄』となっていますが、Aメロの
「ここの所なかなか会えなくなったけど~」の部分にもあるように、実際には「会う友達がいなくなった」状態を歌っています。

Bメロの「少しだけ休もうよ」や、サビ(前半を引用)など、曲を聴く人に語りかけるような歌詞になっているのが特徴です。

悲しみ、不安、苦しみといったものに押しつぶされそうになっても、一度忘れて笑おう!という思いを曲全体から感じます。

2年前の横浜スタジアムのライブで、大雨に打たれながらこの曲を聴いて、そして歌ったのはとても印象に残っていますね。

最初にサビの前半を引用したので、この曲の解説の締めに、最後のサビの後半部分を引用して終わりにしようと思います。

 

「生きてるって事が何より素晴らしいって分かる気がするから
朝まで笑っていようよ」

 

17.サヨナラバス(ゆず×back number)

 

このDisc2に収録されたコラボレーション曲は、最初の曲でもある『サヨナラバス』。

ディスクの最初と最後に同じ名前の曲という斬新な構成になりましたね。
もっとも最近では最初から最後まで同じ曲のCDが出たそうですが。

それはともかくコラボレーション相手はback number。今回コラボした3組の中だと一番意外なところかなと思います。
いきものがかりセカオワと違って彼らがゆずについて言及している話は聞いたことがなかったので・・・

僕が彼らを知ったのはドラマの主題歌だった「青い春」を聞いた時ですが、未だにあの曲のイメージが大きいですね。

さて曲自体についてですが、バンドスタイルのアレンジが加わっていて格好いい仕上がりになっているなと思いました。

このアルバムをリピート再生すると、コラボ版→オリジナル版と『サヨナラバス』を続けて聴くことができるので、聴き比べてみるのもいいでしょう。
オリジナル版からも長い年月が経っているので、ゆずの歌い方にも注目です。

 

総評

まずは書き終えての感想ですが、かなり時間かかったなぁ…って印象です。
GWほとんどこの記事書くのに使ってた気がします。

一般的な知名度が高い曲が多いDisc1に比べて、Disc2はファン人気の高い曲を多く並べている感じですね。

謳い文句が表すように、路上時代からある楽曲から、比較的新しい楽曲まで網羅されてはいるものの、曲順は特に年代に縛られてはおらず、曲同士を聴き比べて楽しめる1枚なんじゃないかと思いました。

8曲目の『春風』から15曲目『よろこびのうた』までの8曲中7曲に「雨」という言葉が出てくるのも、今回こうやって曲を聴きながら文章を書いて気付いた点ですね。

路上ライブ最終日や、2015年の横浜スタジアムライブなど、ゆずを語るうえで「雨」という言葉は1つの重要なキーワードでもあります。

意図したのかしてないのかはともかく、オールタイムベストアルバムだからこその構成と言えますね。

 

番外編:収録を見送られた楽曲たち

ゆずがこれまでに発表してきた楽曲は255曲あるそうです。

そして今回のベストアルバムに収録されたのは50曲(実質48曲)。

この事実から、収録されなかった楽曲が数え切れないほどあるのは説明するまでもないでしょう。

その中にはシングル曲であっても収録されなかったものも多々あり、これまでのベストアルバムにシングル曲がほぼ全て収録されているのとは対照的です。

そこで今回のCDが3枚組であることにちなみ、収録されなかった楽曲のうち
「この曲はこのオールタイムベストアルバムに入れるべきだっただろ!!(個人的見解)」
という曲を3曲ほど取り上げて色々書いてみようかと思います。

 

1.また明日

最初に取り上げるのは2012年に発売されたシングル曲。

この曲を選んだ理由は、このベストアルバムが持つ特性上、収録されるべきだったのではないか、と思ったからです。

今回のアルバムは、オールタイムベストアルバムとしての側面の他に、前回のベストアルバム『YUZU YOU[2006-2011]』以降のベストアルバムとしての側面も持ち合わせています。

『YUZU YOU』では『Hey和』までのCDシングルが収録されていて、その次のCDシングルの『翔』以降が発売前時点でベストアルバム未収録となっていました。

そして今回のベストアルバムでは『翔』から最新CDシングルの『終わらない歌』までのシングル曲がこの曲を除き全て収録されています。

また、先ほど解説したように、『恋の歌謡日』も今回初めてベストアルバムに収録されています。

CDシングルのうち、両A面シングルで片方の曲のみ収録となったケースはいくつかありますが、今回はそれには当てはまらないので、
『また明日』は発売されたCDシングルの中で唯一ベストアルバム未収録となった、ということになります。

長々と書いてしまいましたが、なんか仲間はずれみたいになっちゃったのはちょっとなあ…って感じですね。

 

この曲はシングルのほか、アルバム『LAND』にも収録されています。

 

2.陽はまた昇る

 

こちらは2006年に発売されたシングルで、
Disc3に収録されている『超特急』との両A面となっています。

取り上げようと思った他の2曲が岩沢くん製作曲なので、じゃあ北川くんの曲から1つ選ぶなら、と思うとやっぱりこの曲かなと思いました。

ライブでも割と頻繁に披露される曲でもあり、観客がタオルを回したり真上に投げたりして盛り上がる曲でもあります。

しかしアルバム全体を見てみると、似たようなテーマの曲が結構あるのもまた事実ではないかと感じます。

そういった背景から収録を見送った、ということになるのでしょうか。

 

シングルのほか、アルバム『リボン』、前回のベストアルバム『YUZU YOU』にも収録されています。

 

3.歩行者優先

こちらもCDシングルで、発売は2003年。

僕がこの曲を収録して欲しかった理由はとても単純なもので、この曲を聴いてゆずのファンになったからです。

2番サビの「素晴らしい明日の風吹く場所 探しに行こう」という歌詞に惚れ込んだんですよ。あと「目を開けて 絶えず進め」というのもとても気に入っていますし挙げだしたら際限なく続いてしまう。

結局のところ、このアルバムには入ってない曲なので多くを語ることはしませんが、それくらい影響力がある曲なんだよ!ということを伝えたかったのです。

僕以外にもこの曲をきっかけにゆずが気になるアーティストになって欲しい。
そんな思いでこの曲を選びました。

 

シングル以外ではアルバム『1~ONE~』や、最初のベストアルバムの1つ『Going[2001-2005]』に収録されています。

 

その他の主な未収録曲

◆シングル曲

  • 心のままに(1999年)
  • 呼吸(2003年)
  • 3番線(2003年)
  • スミレ(2003年)
  • 慈愛への旅路(2010年)
  • from(2010年)

◆過去のベストアルバムに収録されている曲

  • 地下街(1997年)
  • 始まりの場所(1999年)
  • 1(2004年)

 

いよいよ残り1枚。

東京ドーム公演までに仕上げられる…はず。頑張ります。

 

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